2004年07月01日

機密艦隊・カリブ海攻撃! 激突・日米海戦

コスミック出版/2004年7月1日初版発行/857円/ISBN4-7747-1041-5


機密艦隊・カリブ海攻撃!


モンテビデオ港で高角砲の砲身を換装する伊勢と日向。そこへ第六戦隊が加わり、南大西洋への圧力を強化した日本海軍。艦艇のやりくりに苦労するイギリス海軍の隙をついてドイツ海軍もティルピッツが出撃し、英本土上陸作戦を目論みブレストへ入港する……。

サブタイトルとは裏腹に日米艦隊の激突はほとんどなし。最後の数ページだけ? なんだかなぁ……。中立国で砲身の換装なんかできるわけないし、仮にやったらイギリスがその隙を見逃すわけもない。すべてが妄想とご都合主義なのは相変わらずです。そういうのであれば大本営発表並みに大戦果をあげ続けるような勢いで読ませるようなストーリーじゃないとなぁ……と思うのであります。でないと、稚拙な部分ばかりが目について楽しめません。
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2004年02月01日

機密艦隊・インド洋出撃!! 激闘・南方大海戦

コスミック出版/2004年2月1日初版発行/857円/ISBN4-7747-1024-5


機密艦隊・インド洋出撃!!


近代化改装で12.7センチ高角砲20門を装備するようになった伊勢と日向。開戦初頭にソマリアのイタリア軍を支援するためにインド洋への派遣が決定する。それを阻止すべく動いたイギリス海軍とソマリア沖で戦うことになる。

この著者はもう架空戦記を書いて長いはずなのだが、力量のほうはさっぱり。迷言がいっぱいあって笑えます。

イタリア戦艦は強力な一二.七ミリ高角砲を兵装している。


いや、いくらイタリア海軍でもあんまりな……。皮肉としての表現でなく、普通に誤変換かなにかという痛い記述です。架空戦記なら兵装は慎重にチェックしないとダメでしょう?

北太平洋のイギリス主力艦が少ないとみた戦艦ビスマルクが、重巡プリンツ・オイゲンをしたがえて出航した。


あのー、北太平洋にはイギリスの主力艦なんかいつもいませんが? 大西洋と太平洋を間違えるなんて読者をなめてませんか? 読むほどに目眩がする部分が増えていって、もうどうでもいいやと諦め。この著者のは何年ぶりに買ったのか忘れるぐらい間があいていたのだけれど、向上しておらず駄目なままだった。がっかり。
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