2004年11月01日

時空特攻戦艦大和2激闘!豪州攻防戦

コスミック出版/2004年11月1日初版発行/857円/ISBN4-7747-1055-5


時空特攻戦艦大和(2)


沖縄特攻に出撃したはずが、時を溯ってしまった大和と第二水雷戦隊のその乗員の活躍で大勝利となったミッドウェー海戦。こうなってしまったら連合艦隊がどこへ向かうかは一目瞭然。軍令部の命令でオーストラリア・ニュージーランドを脱落させるべくFS作戦を開始します。まぁ、補給や生産は前巻で無視同然なのでそういう無茶のきく世界なのでしょう。なにしろ、シドニー攻撃で機雷を掃海するときに、突如として連合艦隊側に魚雷艇が登場して活躍しちゃったりするもので……(笑)。どこから出撃してそのような最前線へ魚雷艇が……。まぁ、作家のノリと勢い豪州を降伏させていくというお話です。イケイケな展開の話が好きな人には痛快なんでしょうが、なんかもう自分は満腹で次巻はパス決定。はぁ……、これなんかよりもターミネーター空母大和を続刊してほしいですよ。あっちのほうが新鮮で面白かった。でもあれは3巻で完結? 何かが間違っているような……。
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2004年06月01日

時空特攻戦艦大和 太平洋完全制覇

コスミック出版/2004年6月1日初版発行/857円/ISBN4-7747-1039-3


時空特攻戦艦大和


沖縄特攻で出撃した大和と第二水雷戦隊は、霧を抜けたら3年近く時をさかのぼりミッドウェー沖に出現した。それと同時に作戦行動中の艦艇が消失して混乱する連合艦隊。だが、大和が第十六任務部隊の近海に出現したことで米軍もまた混乱していた。

わずか3年ほどとはいえ未来から来た大和は新技術の宝庫。でもメリットはそれと未来情報ぐらいだよなぁ。まあ、それはともかくとして、なんとかミッドウェーを無事占領した帝国海軍はハワイ攻略を目指すことになります。それにしてもねぇ、艦載電探を重量的に搭載可能だとかいって二式大艇に搭載するのはどうかと。電源出力に大きな違いがあるはずだが、どう確保するのだろう? それでもって、着水すればレーダーアウトレンジってのもなぁ。そりゃ着水すれば見つかりにくくなるだろうけど、逆にいえば反射波を拾えずにこちらも発見できないとなるわけで。レーダーをまったく理解していないんだよなぁ、この作家。斜銃を搭載するように指示を出してからすぐに月光がまとまった数用意できたり、ガソリンの手配はどうするんだよ、という急なミッドウェーへの島づたいの進出命令。補給も生産も目茶苦茶で勢いがすべてという作りが開き直っていていいですね(読むほうも諦めて開き直ったともいう)。この勢いでどこまで進撃するのか気になります。
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2003年06月01日

超時空艦隊4 猛攻!帝国海軍航空隊

コスミック出版/2003年6月1日初版発行/857円/ISBN4-7747-0907-7


超時空艦隊(4)


鹵獲した11隻の空母を戦力に組み込むために曳航を試みる帝国海軍と、そうはさせじと降伏した味方将兵ごと撃沈すべく空襲を試みる米軍との戦いが描かれている。B-29を投入して撃破を目指すのはいいが、奪回・占領したばかりのグアム島にB-29が大挙進出して反復攻撃というのが解せない。海軍機では攻撃が失敗するばかりだからと泥縄的に進出する展開だから、あらかじめ大量に燃料と爆弾を輸送済みというのはあり得ない。補給を無視した目茶苦茶なストーリー展開になってきましたね。何もないところから湧いてくるのがありなら、自衛隊の装備も湧いて出てきたっていいじゃないの……とか思ったり。その補給を無視した話の展開にした割には、補給のための輸送船団は撃破せねばならぬとか決意するシーンもあったりして、ストーリー構成がまったくなっちゃいませんね。駄作です。第一機動艦隊がマリアナに到着して優勢になったところでこのシリーズは完結でした。まあ、もう残弾0ですから仕方ないでしょう。
※その後5巻が出ていた模様。
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2003年03月01日

超時空艦隊3 死闘!グアム沖海戦

コスミック出版/2003年3月1日初版発行/857円/ISBN4-7747-0499-7


超時空艦隊(3)


海上自衛隊の護衛艦群の参戦でマリアナ沖海戦の戦局を大きく変えつつある帝国海軍。だが、補充できぬ未来兵器を使わざるを得ない状況に追い込まれて戦力の実質ダウンが続いていく第二戦隊を名乗る第二護衛隊群の苦悩は続く……。

アスロックを艦艇から発射するのではなく、零戦や月光で運用すべく工夫して必死の抵抗をしていく護衛隊群と帝国海軍の苦戦の話ですね。
とうとう本巻で残弾が0になるという恐怖が訪れました。
ヘリに搭載していた電子機器を、搭載量の大きい二式大艇などに移し替えて索敵を強化したりしていても、攻撃する兵器がなければ苦戦は必至。
未来を知っているがゆえに無謀としか思えないようなことも実行しなければならないと判断する第二戦隊のスタッフの苦悩が切実に描かれていますね。
そのあたりが見どころとなっているわけです。

それにしても、残弾が乏しくなって、おっかなびっくり武装解除した敵艦から奪った砲弾を使おうとか、ずいぶん無茶なことを行なうようになっていったり……。
ギリギリのところで戦っているとい壮絶さが魅力……になるのかなぁ?
いやぁ、自信がない感想は、なんだかそういう切実さが表現からはあまり感じられなくてね。
撃墜されたヘリで生き残った捕虜の拷問&自白もあるにはあるけどその後が忘れられたかのように扱いなしだし。
全体的に見てやや大雑把な展開が続いている気がする。
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2003年01月01日

超時空艦隊2 自衛隊ハプーン、米艦隊を猛攻す

コスミックインターナショナル/2003年1月1日初版発行/857円/ISBN4-7747-0495-4


超時空艦隊(2)


タイムスリップしてしまいマリアナ沖海戦に巻き込まれた海上自衛隊第二護衛隊群(第二戦隊)。補給の受けられない世界で、圧倒的な物量で攻めてくる米海軍との死闘。未知の強力な艦隊をできるだけ避けて戦おうとするスプルーアンス提督と、第一機動艦隊が来るまでマリアナ防衛の溜めに時間を稼ごうとする第二戦隊の駆け引きが見どころ。対潜哨戒で飛ばしていたSH60Jを撃墜され、初の被害を出した第二戦隊はより慎重な行動をしていく。

イージス護衛艦こんごうのレーダーで零戦と月光を誘導して寡兵で最大限の戦果を上げていくあたりはやや疑問もあるが……。いくら奇襲でも無被害というのは練度的に無理があるような?
物語の山場は戦艦ワシントン以下7隻の戦艦群との戦いで、アスロックを使って撃破を目指す第二戦隊が戦艦の砲撃をかいくぐって突撃するシーンだろう。命中しそうな砲弾だけを迎撃しながらの突進はなかなか斬新な気がする。
残弾以上に数が多い敵にどう対処していくのか次巻も気になりますね。
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2002年11月01日

超時空艦隊1 海上自衛隊、太平洋戦争へ!!

コスミックインターナショナル/2002年11月1日初版発行/857円/ISBN4-7747-0489-X


超時空艦隊(1)


世界貿易センタービルのテロによりアフガニスタンへ侵攻した米軍。それを支援するために自衛隊も第二護衛隊群をインド洋に派遣しようとしていた。だが、彼らは時空の狭間に迷い込み、マリアナ沖海戦直前へ乱入してしまうのだった。兵器の補充をできるあてもないままに、生き残りのために参戦を余儀なくされる第二護衛隊群。技術力の差を活かしてスプルーアンス提督率いる大艦隊に戦いを挑むことになる……。

まあ自衛隊がタイムスリップするというありがちなパターンですね。イージス護衛艦の情報を携帯電話のメール機能で旧軍に伝えようという試みが面白い。それで大活躍という話。とはいえ、普通に考えればイージス艦が携帯電話の制御をできるわけもないのだが。携帯各社のメールサーバーや携帯端末の仕様をエミュレーションできるのか? そのへんは目を瞑っても、護衛艦から前線の携帯へ電波をどう伝えるのだろう? 水平線越えだろうし、それもあえて無視したとしても、送信はともかく端末からの返信がないと制御できないのだが、携帯電話側からの出力がそんな遠距離へ応答するような出力があるわけもなく……。敵味方識別に携帯電話を使っているけど、携帯電話は常時電波を出している訳じゃないからそういう用途に使えるはずがないんだけど……って、いや、そういうのを気にしていたら物語は楽しめないだろうから、その関連は全部無視して読まないといけませんかね。

この手の話だと1巻目は大活躍をするのがお約束ですが、乗員に北朝鮮スパイがいて、機密情報を米軍へ流すという行為をするから、奇襲効果が漸減されて思ったよりも活躍できなくなるというのがミソ。それでもかなりの数の艦載機を削り取ることに成功するわけですが、次巻へ向けて不安要素を強く打ち出しているのが特徴ではないでしょうかねぇ。

プロフィールによるとこの著者の架空戦記もの初挑戦らしいけど、名前からして某霧島氏の影響を受けているのが一目瞭然。
旧軍をとことん侮辱する表現といい、必要以上の項目列記といい、読んでいて目眩がしてきます。
駄作を量産するようなことにならなければよいのですが……。
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