1999年08月25日

天空の艦隊3 勝利の銀翼

KKベストセラーズ/1999年8月25日初版発行/829円/ISBN4-584-17860-7


天空の艦隊(3)


マリアナ沖の戦いで勝利した日本軍は追撃を開始。クェゼリンへ逃れる機動部隊を攻撃するだけでなく、クェゼリンをも空襲。基地と物資を破壊することに成功した。その頃、連山の試作機の中から調子のよい機を16機選んでホーランジアを奇襲してマッカーサーを爆殺する。そして、時間を稼いだ日本は奮進式戦闘機震電を実戦配備。最後の決戦に備える……。

本巻には第五十八機動部隊が台風の中を逃げて傷ついた艦の被害が拡大するシーンがあるんだけど、その会話があまりにも馬鹿馬鹿しくて笑えました。台風の中に飛び込んで索敵の目を逃れ、発見されていない状態。それなのに、台風による被害報告を受けたミッチャーとバークの会話では「日本人がこれをカミカゼと信じる」などというトンチンカンな……。なんじゃそれ。そんなの知るよしもない。最後の決戦でもハルゼーの旗艦ニュージャージーに彗星から四〇〇キロ爆弾が2発命中してハルゼーは海へ飛び込むことになったなどという不可解な記述もあります。戦艦がたった2発の爆弾でそんなことになるわけないっつーの。レベルの低いシリーズでした。
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1999年05月25日

天空の艦隊2 奮迅の銀翼

KKベストセラーズ/1999年5月25日初版発行/819円/ISBN4-584-17851-8



マリアナに来寇したアメリカ軍を大量の紫電改と疾風が迎撃する。地上から誘導されて戦う戦闘機隊は有利に戦いを進め、大きな損害を与えることに成功した。だが、敵機動部隊の指揮官ミッチャーも無策ではなかった。後方の護衛空母群から失われた戦力を補充し、逆に戦艦部隊を囮にして日本軍攻撃隊を誘引・撃破を狙う。罠にかかり攻撃機の多くを失うが、最優先目標の輸送艦隊を発見。これを攻撃して大きな戦果をあげる。そして、ようやく第一機動艦隊が来援し、機動部隊同士が激突した……。

彗星は400キロ爆弾を使ってたりして「はあ?」と違和感。80隻の輸送船のうち34隻を撃沈、大破25でも後退しないという話の進み方がかなり不自然。そういうのが目について読むほうとしてはしらけてしまうばかりでしたね。
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1999年03月15日

天空の艦隊 歴戦の銀翼

KKベストセラーズ/1999年3月15日初版発行/819円/ISBN4-584-17846-1


天空の艦隊


昭和18年の6月。遅まきながら近代戦というものを理解しようとし始めた日本軍は、マリアナ諸島にレーダー警戒網と最新鋭の戦闘機である紫電改と疾風の配備を進めていく。各戦線から優秀な搭乗員を引き抜き、陸海軍共同での決戦を上層部は画策する。

敵機動部隊の攻撃が始まったところで1巻終了。本格的な戦いは2巻からで1巻は準備編でした。陸海軍が協力しようというのがずいぶん早い段階で起こっているのと新型機の開発が早くなっていますね。本書のタイトルからして新型機か数、あるいは両方が必要なのでやっぱりそういう流れになったかと……。でも、旧式戦艦を空母へ改装し始めているのは疑問。そんなに簡単にできないよ、というだけでなく空母だけがあってもねぇ。
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