経済界/2007年12月28日初版発行/895円/ISBN978-4-7667-3130-9
ミッドウェイ海戦が終わった直後へと平成日本が時空転移してしまったというのが本書から始まるシリーズの特徴。
資源さえあれば圧倒的な生産力を持ち、突出した技術力を持った日本が太平洋戦争へと巻き込まれていくというもの。
優柔不断な首相(現実でも情けなさ過ぎる対応を繰り返しているF総理がベース)のせいでB-17の空襲で急襲で大きな犠牲を出してしまい、挙国一致内閣で立ち向かうことになるまでの過程とかが語られる。
帝國海軍は平成日本に帰属することになったようだけど、関東軍は離脱して満州帝國に所属して別の道を歩むことになっているあたりが次巻以降の見どころになりそうな感じかな。
兵器のほうは平成時代の技術でチューンされていくようで、零戦が改良される記述もあった。
ただ、戦記物で重要な戦いはほとんどなく、シリーズ1巻目ということで世界観などの設定面を主に描いている1冊だ。
かなり長い話になるようだけど、どういうペースで続刊が出てくるのだろうか?
ペースが遅いのに別シリーズを次々出される今までのパターンが今回も繰り返されると、「どこまで買ってたっけ?」となってわからなくなったところでまた自分は「もういいや」と途中で購入をやめてしまいそうだ(苦笑)。