2005年10月05日

死闘!特設第三水雷戦隊 Z艦隊撃沈作戦

実業之日本社/2005年10月5日初版発行/857円/ISBN4-408-60339-2


死闘!特設第三水雷戦隊


戦艦の砲戦距離の増大にあわせ、対抗上水雷戦隊も魚雷の射程増大などの研究が必要となった。そこで将来水雷術研究会が開催され超高速駆逐艦や酸素魚雷などの研究候補が上げられていく。
そんな研究会で海軍水雷学校普通科学生の垣崎少尉は議事録をとっていたが、面白半分に超大型空気魚雷と書き加えてしまう。それがやがて120センチ空気魚雷という一撃必殺の兵器乙標的として研究が始まる。掃海作業機を兼ねて開発が進んでいく巨大魚雷。
そして乙標的は開戦直後にマレー沖でプリンスオブウェールズを相手に初陣を迎えるのだった。

120センチ魚雷とは破天荒な兵器が出てきましたね。61センチ魚雷の10倍の破壊力だそうで、命中すれば戦艦ですらも一撃で撃沈ほぼ確実です。
そんな大威力の魚雷の上に潜水艦の艦橋よろしく乗っている誘導者の脱出艇がなんとも怖ろしい……。
もはやこれは人間魚雷そのもので、かなり特攻兵器に近いですね。
この魚雷の開発のために冶金技術が向上して航空機用の新型発動機の開発に成功していたりするなど、次巻以降への伏線らしきものがあって読んでいて面白いかな。
試作機による偵察(?)でプリンスオブウエールズが反転して乙標的が活躍する場が出てくるあたりが山場。
しかし、P189で何度も出てくるの「劣性」って「劣勢」だろうとか思ってしまう。作家のミスとは思えないから編集側のミスなのかねぇ。
posted by 伊織舞也 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 林譲治
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