2005年05月09日

興国の盾 通商機動艦隊 ソロモン機動作戦

学研/2005年5月9日第1刷/850円/ISBN4-05-402786-5


興国の楯(ソロモン機動作戦)


逓信省の通商機動部隊は、最前線のニューギニア方面で活躍していた。新たに陸軍から優秀な商船を譲り受け、20cm砲搭載で搭載機20機の改装空母を手にする。上陸支援のための搭載砲の初陣は駆逐艦との遭遇戦で活躍。2隻を撃沈するという戦果をあげた。だが、空母ホーネットが遊弋し、神出鬼没の奇襲をかけてきているニューギニアは戦線が膠着したまま帝国海軍は戦力の多くを割かねばならなかった。そこで通商機動部隊の登場なのであります!

相変わらずコメディ的なこのシリーズ。船長が「お前のほうが向いている」と船長代理を指名するようなすごいお方が登場しています。前巻で活躍した魚雷艇駆逐艇はタンカーを発見して襲撃するんですが、自動砲の命中で燃料が漏れ始めたところへ火炎瓶の投擲でタンカーを撃沈するという衝撃的なシーンがあったりします。すごいよ、通商さん。火炎瓶で撃沈って……。それがホーネットの補給に向かっていた油槽船だったからドタバタした展開で両軍とも計画が狂っていくという大混乱(ステキ)なお話でした。なんといっても本書で注目すべき部分は空母ホーネット。燃料は補給されない、駆潜艇の砲撃で火災発生、陸軍航空隊の攻撃で被弾などなど。襲いかかる脅威から逃げ切れるのか? いつ致命的損害を受けるんだろう、それともかろうじて逃げ切れるのだろうか……と気になりながら読みました。なんだか、巻が進むごとにふがいなくなっていく海軍はどこまで行くのかも気になったり。楽しみなんだけど、これ続刊ですよね?
posted by 伊織舞也 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 林譲治
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