2005年04月25日

遠き曙光1 柱島炎上

中央公論新社/2005年4月25日初版発行/900円/ISBN4-12-500893-0


遠き曙光(1)


ハワイ真珠湾を目指し択捉島に集結した機動部隊、そして南方作戦の準備で出撃していった各艦隊。手薄になった日本本土を、ハルゼー提督率いる空母五隻を基幹とした任務部隊が奇襲する。日本側がまったく想定していなかったアメリカ側からの昭和十六年十一月二十六日の開戦。「柱島空襲サル。演習ニアラズ」との警報もむなしく、長門、陸奥、扶桑、山城が沈没する。伊勢と日向も中破し、主力艦は壊滅した。長門にいた山本長官も戦死し、帝国海軍は大混乱に陥りつつも反撃を試みる……。



あざやかに奇襲された連合艦隊は戦艦群がいきなり壊滅しています。この作家はこれまでの作品で日本側をトコトンいじめる傾向があるのですが、開戦初日でここまで激減させてしまうとは思いもよりませんでした。予想以上の不利なスタート。竣工前の大和にも被害が出ているし、暗雲が垂れこむ新シリーズですね。全ての作戦が発動前に再検討となった日本軍は、台湾を基点にフィリピンへ向かう奇襲部隊へ反撃を開始していますが、そこでも龍驤を喪失しているなど失点続き。フィリピンへ空母が五隻(内二隻は被害あり)も入ったら南方作戦が危機的状況になるわけですが……。この危機を救えるのは南雲機動部隊しかなさそうな感じだけど、次巻でどのように関わってくるのでしょうかね?

posted by 伊織舞也 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 横山信義
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