2004年12月25日

空母艦隊血風録2

実業之日本社/2004年12月25日初版発行/848円/ISBN4-408-60305-8


空母艦隊血風録(2)


山口多聞に空母を沈め続けられている米海軍は、日本海軍の次期作戦を前に攻勢正面の判断に苦しんでいた。南雲中将率いる第一機動部隊の赤城、加賀、翔鶴、瑞鶴がミッドウェーへ向かい、山口少将指揮の第二機動部隊は飛龍、祥鳳、龍驤、隼鷹で支作戦としてアリューシャン方面へ出撃する。ヤマグチを高く評価し、彼の艦隊こそ攻勢正面と判断した米海軍はアリューシャン方面へ空母艦隊を出すことになった。

基地航空隊から精鋭を引き抜いて搭乗員の補充をした日本海軍。ミッドウェーとアリューシャン方面で攻勢に出るものの、もうあとがなさそうです。搭乗員の練度に不安があるのは米海軍も同様のようだけど……。本書の見どころは、空母艦隊が激しくぶつかる後半部分でしょう。祥鳳、龍驤、隼鷹と失い、赤城、翔鶴、瑞鶴までもが沈んでいくシーンは衝撃的すぎてビビります。この先どうなるのかかなり不安です。

なんといいますか、架空戦記ではもう定番になってしまっている南雲提督の描かれ方がちょっとかわいそう……とか思ってしまったり。あれげに描かれることが多いけど、本当に無能なのは適材適所の人事ができなかった海軍組織なわけで。たまには南雲提督が水雷戦隊を率いて大活躍するようなものってないんでしょうかねぇ。
posted by 伊織舞也 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 吉田親司
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