2004年12月24日

大日本帝国欧州大戦 総統のいない戦場 上

銀河出版/2004年12月24日初版/857円/ISBN4-87777-066-6


大日本帝国欧州大戦(上)


共産主義者の策略で暗殺されたヒトラー総統というすごい設定。求心力を失ったナチス党は急速に衰えていく。最大のライバルを倒したスターリンはドイツの混乱の中、領土獲得のために侵略戦争を開始し、ポーランドへ侵攻する。共産主義者を倒すためにドイツと手を結ぼうとする英国と、アデェナウアー新首相の元で外交政策の転換を図るドイツの接近の影響は、世界情勢は大きく変化しようとしていた。

ドイツの政変で連合国側に近付いていくドイツと、それに引きずられていく日本という物語ですね。東プロイセンはソ連軍のポーランド侵攻で孤立するわけですが、スターリンの指令で越境して侵入。東プロイセンにはロンメル将軍指揮の装甲部隊と、大日本帝国が機甲戦術を学ぶために派遣していたSS義勇兵扱いの派遣軍があって奮戦するという話でした。とはいえ、世界がずいぶん違うから状況説明のほうにページが割かれていて(日独が登場する)戦闘描写はそれほど多くない印象を受けます。押されまくる連合軍がどうなるか下巻が気になるところです。
posted by 伊織舞也 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 高貫布士
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