2003年09月25日

零戦の勇士 新たなる大戦

KKベストセラーズ/2003年9月25日初版発行/895円/ISBN4-584-17936-0


零戦の勇士新たなる大戦


おそらく『蒼空の光芒』と同じ世界が舞台。地上からわずか200キロのところに出現した新しい月のためにドイツを中心にロケット技術が異様に進んでいるという世界です。戦意高揚のために東宝映画が坂井三郎を主人公に宣伝映画を制作。国民的人気となった彼を戦死させるわけにはいかぬと、実験航空隊に配属した海軍。だがそのために陸海軍共通の次期戦闘機の選定をめぐる騒動の渦中へ放り込まれることに……。その騒動の結果、海軍組織の手に余ると判断され、新設の実験飛行隊へ送り込まれるというもの。そこは富嶽を母機として、超音速ロケット機の研究を行なう部隊であり、世界初の宇宙空間への到達とマッハ7という速度記録を達成することになります。その記録の達成に至るまでが綴られている技術的な方面がメインの本書。架空戦記とは少々趣が異なるかもしれません。主な戦闘描写は、戦略上、大至急どうしても超音速迎撃機が必要となった陸軍が研究機をベースに迎撃機震電を開発し、終盤で戦闘をするぐらいか? 読み手を選びそうです。個人的には結構面白いと思いますが。
posted by 伊織舞也 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 陰山琢磨
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/4268680
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック