2002年11月06日

超超弩級戦艦土佐〜鋼鉄の宴〜1

学研/2002年11月6日第1刷/800円/ISBN4-05-401854-8


超超弩級戦艦土佐(1)


満載排水量49万2000トンという超超弩級戦艦として登場する土佐。速力29ノットで46cm45口径3連装砲15基45門というバケモノ。艦の両舷には装甲飛行甲板まで装備して艦戦42機、艦上爆撃機24機、艦攻24機を搭載。航続距離がわずかに1800海里と莫大な維持費で存在を持て余していた海軍だったが、アメリカはそうは思っていなかった。土佐をほかの戦艦が護衛して太平洋を押し渡ってくるのではないかという恐怖から、入念な準備の元に開戦に踏み切る。

土佐建造のために陸軍予算も圧迫され、海軍も扶桑、山城を解体しているなど、かなり足を引っぱっている土佐がいい味を出しています。ノー天気な作家なら無茶苦茶ご都合主義で燃料とか気にせずに快進撃と行くんでしょうが、本書はそうはなりません。土佐の燃料事情から決戦海面を小笠原沖に設定して計画していたものの、黒島の暴走に引っぱられた軍令部がマリアナ方面で土佐なしの決戦を挑んで大敗北。いよいよ土佐しか有効な戦力がなくなり出撃となるわけですが、正面決戦を避けてタンカーを狙うアメリカ軍。樋端中佐の機転で燃料を補給した土佐が反撃にでると凄まじい展開で大艦巨砲燃え〜なのです。山口多聞率いる土佐は1隻で9隻の戦艦を相手に大奮戦。最高です(笑)。ただ、誤変換とか多いのが読んでいてつらかったかな……。
posted by 伊織舞也 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 中岡潤一郎
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