2002年11月01日

超時空艦隊1 海上自衛隊、太平洋戦争へ!!

コスミックインターナショナル/2002年11月1日初版発行/857円/ISBN4-7747-0489-X


超時空艦隊(1)


世界貿易センタービルのテロによりアフガニスタンへ侵攻した米軍。それを支援するために自衛隊も第二護衛隊群をインド洋に派遣しようとしていた。だが、彼らは時空の狭間に迷い込み、マリアナ沖海戦直前へ乱入してしまうのだった。兵器の補充をできるあてもないままに、生き残りのために参戦を余儀なくされる第二護衛隊群。技術力の差を活かしてスプルーアンス提督率いる大艦隊に戦いを挑むことになる……。

まあ自衛隊がタイムスリップするというありがちなパターンですね。イージス護衛艦の情報を携帯電話のメール機能で旧軍に伝えようという試みが面白い。それで大活躍という話。とはいえ、普通に考えればイージス艦が携帯電話の制御をできるわけもないのだが。携帯各社のメールサーバーや携帯端末の仕様をエミュレーションできるのか? そのへんは目を瞑っても、護衛艦から前線の携帯へ電波をどう伝えるのだろう? 水平線越えだろうし、それもあえて無視したとしても、送信はともかく端末からの返信がないと制御できないのだが、携帯電話側からの出力がそんな遠距離へ応答するような出力があるわけもなく……。敵味方識別に携帯電話を使っているけど、携帯電話は常時電波を出している訳じゃないからそういう用途に使えるはずがないんだけど……って、いや、そういうのを気にしていたら物語は楽しめないだろうから、その関連は全部無視して読まないといけませんかね。

この手の話だと1巻目は大活躍をするのがお約束ですが、乗員に北朝鮮スパイがいて、機密情報を米軍へ流すという行為をするから、奇襲効果が漸減されて思ったよりも活躍できなくなるというのがミソ。それでもかなりの数の艦載機を削り取ることに成功するわけですが、次巻へ向けて不安要素を強く打ち出しているのが特徴ではないでしょうかねぇ。

プロフィールによるとこの著者の架空戦記もの初挑戦らしいけど、名前からして某霧島氏の影響を受けているのが一目瞭然。
旧軍をとことん侮辱する表現といい、必要以上の項目列記といい、読んでいて目眩がしてきます。
駄作を量産するようなことにならなければよいのですが……。
posted by 伊織舞也 at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 榛名高雄
この記事へのコメント
>名前からして某霧島氏の影響を受けているのが一目瞭然。

霧島那智=榛名高雄=名村烈=若桜木虔 ですね。
Posted by 通りすがり at 2010年12月27日 16:50
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