2002年07月20日

蒼空の光芒

KKベストセラーズ/2002年7月20日初版発行/848円/ISBN4-584-17916-6


蒼空の光芒


彗星が地球の重力に捕まって、わずか200キロの距離にできた新しい月。これを目標にロケット技術は急速に発展していった。そして、英国上陸作戦に大量投入されたA4は戦局に大きく影響を与える。その残骸を回収した日本海軍はその技術を我が手にするために努力していく。その成果は不要となりつつあった戦艦山城を甦らせることになった。三番、四番、六番砲塔を撤去し、大型のクレーンが艦尾に取り付けられる大改装で、山城は世界初のVLS(Vertical Launching System)での弾道弾搭載戦艦として生まれ変わる。艦中央部にはA4を参考にした呂号を装備し、艦尾に艦載する九七式飛行艇で呂号誘導するという精密攻撃が可能とされていた。

命中率の低さには大量発射でいくべきところを、命中精度の向上による一撃必殺に持っていこうとするあたりが海軍らしいですね。射程は300キロ、どんな艦でも命中すれば一撃で轟沈というのは魅力でしょうが、改装した山城には搭載数12基。コストパフォーマンス悪すぎですね。専用艦を新造したほうが改装よりも安そうです(笑)。リスクを負ってまで戦艦を改装する必要性はないと思うんだけどなぁ……。かろうじて搭載している飛行艇も、予備機なさそうだし。で、もう残りページが少なくなってきたところでの初陣は、地味な電探破壊と意外。その後、キングジョージ五世とプリンスオブウェールズとの戦いがありますが、主にロケット開発という視点がメインです。
posted by 伊織舞也 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 陰山琢磨
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