2002年02月05日

太平洋、燃ゆ! 空母「幻龍」戦記3 漢たちの肖像

学研/2002年2月5日第1刷/800円/ISBN4-05-401608-1


太平洋、燃ゆ!(3)


勝ち目のない戦いをすべて勝利してきた幻龍。不可解な現象から敵味方とも幻龍を恐れ始めていたが、帝國海軍での評価は向上。やっかいもの扱いから主力へと見方が変わってきていた。お互いに空母の喪失数が多く、もはや頼るべきものは戦艦部隊となった結果、必然的に艦隊決戦が発生。数に劣る連合艦隊は不利な状況の中で決戦することになる。押され気味の戦況の中、幻龍航空隊が敵艦隊に襲いかかる。その頃、幻龍も攻撃を受けつつあった。これまでとは大きく違い、幻龍が呪いを発動しないどころか、たび重なる不運を引き寄せ始めていた……。

シリーズ最終巻はいよいよ幻龍が連合艦隊の主力空母として認められることに。国際情勢はロンドンへ原子爆弾を落として破竹の勢いで進撃するドイツにどう対抗していこうかという状況で、日米とも艦隊決戦後の講和は既定路線。有利な講和条件を得るための最終決戦での幻龍は、航空隊も含めてそれまでのツキをすべて失ったかのようなピンチに。個人的には「幻龍の呪いは無敵」で終わってほしかったんですが、沈んじゃう(?)んですよね。シリーズの流れからして、「えぇ〜〜!?」という展開。沈むということはつまり、前巻までの呪いはご都合主義だったと認めるようなことなわけで。なんか納得できない終わらせ方でした。

なお、初版では誤字(誤変換)やDTPのコピペでのミスが多くて「…………」な感じでした。
posted by 伊織舞也 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 中岡潤一郎
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