2001年12月30日

凱歌の契約 新太平洋戦史3

KKベストセラーズ/2001年12月30日初版発行/848円/ISBN4-584-17905-0


凱歌の契約(3)


パラオ沖で大勝利を収めたものの、停戦交渉の呼びかけを無視された大日本帝國。やむなく三原提督は敵占領下のトラックを目標に設定。迎撃を試みる敵艦隊の撃滅をめざします……。敵戦力が蓄積される前に各個撃破しようというわけです。

しかし、その目論見は成功するものの見破られ、その後の米海軍は徹底的に交戦を避けるようになってしまう。各個撃破できない状態で三原長官はどのような策を用いるのか?

というシリーズ最終巻では、これまでの優位がすべて物量によるパワーで押し返される頃からの話に。絶望的な兵力差になるまで待って反攻してくる敵への対策はいかに!?

ってな最終巻。基礎体力の違いはどうにもなりません。国力で最初から勝負がついているとかいう話もありますが、この巻の米軍のようにどんなことがあっても敵を倍する戦力が揃うまで出撃しないという我慢強い強力な指導者がいる場合のみそれは有効かと。同程度、あるいは7〜8割の戦力があれば出撃させてしまう指揮官が多いのだから。ミスが少ないほうが勝つ。これが真理。しかし、本巻の結末は突飛のないもので衝撃的かもしれません。
posted by 伊織舞也 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 大村芳弘
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