2000年03月25日

米英二大艦隊一挙に屠る 帝国艦隊猛烈戦記1

実業之日本社/2000年3月25日初版発行/800円/ISBN4-408-60126-8


米英二大艦隊一挙に屠る


二・二六事件の直後、大規模な贈収賄が発覚したために組織が大打撃を受けた陸軍。政治的影響力がなくなり、予算も常設師団も大幅に削減されることになった。それによって農工業も発達し、税収増と陸軍予算の減少から海軍の軍備は増強されていく。それは40センチ砲搭載の新型戦艦相模の完成や新兵器開発へと結実する。そして、開戦初頭にハワイ沖で機動部隊による漸減と主力部隊の決戦が発生して大勝利を収めた日本海軍。マレー沖でも新兵器ハチ公で勝利をつかむが、レキシントン航空隊の奇襲で連合艦隊旗艦相模は艦橋に被弾。開戦初日で司令部が全滅するのだった……。

陸軍の発言力が弱まっていても、過剰な自信から対米戦の勝利を確信する海軍将官と政府が無謀にも開戦を決意するという世界が舞台。燃料が純酸素による音響誘導魚雷ハチ公という切り札を持った日本海軍の活躍が見どころでしょう。航空攻撃ではなく雷撃による大艦巨砲主義の崩壊です。開戦初日に司令長官を失った連合艦隊がどうするのか。次巻以降の展開が気になるところでしょう。
posted by 伊織舞也 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 橋本純
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/4268611
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック