1999年04月25日

遙かなる戦旗5

KKベストセラーズ/1999年4月25日初版発行/819円/ISBN4-584-17848-8


遥かなる戦旗(5)


2度に渡るグアム沖の海戦で大損害を受けた米軍は、中部太平洋からの侵攻を断念。フィリピンから侵攻することにした。レイテに上陸して来たマッカーサー。そして発生するフィリピン沖での最終決戦。いよいよ指揮専用艦「東郷」が出撃する。

率直な感想をいうと「なんじゃこれ?」というひと言かな。海戦で1度しか活躍しなかった最新鋭戦艦の甲斐と越後を、主砲を全部撤去してすべて対空兵装に変えて防空艦に大改装したわりに、あまり活躍の場面が出てこない。表紙にもなっているのに……。まあ、いいけどね。対地攻撃機の雷獣などの活躍で陸戦は内陸部で侵攻を食い止め、あとは海軍次第ということになるんですが、30ノットで随伴する満載排水量3万トン級の補給艦ってのはスゴイ。こんな大胆な補助艦艇は初めて見たかも。艦載機の攻撃圏の狭さをこれで補おうというわけですね。確かに大胆に改装した防空艦などで防御に自信を持っていないとこんなことはできないのですが。

それにしてもウケたのは、「そんなこと知るものか。戦争は軍人に任せておけばよい。わしら政治家の仕事ではないからな」(極右系昭和維新党牟田口廉也議員談)ですね。いやはや、素晴らしき無責任さ(笑)。彼の武器横流しが国を救ってしまうのだから驚きの展開でした。
posted by 伊織舞也 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 大村芳弘
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