1994年01月14日

風雲!大西洋域 第五航空戦隊奮戦録2

ケイブンシャ・ノベルス/1994年01月14日第1刷/757円/ISBN4-7669-1921-1



アメリカが参戦するという悪化する状況の中、中部大西洋で機動部隊による通商破壊戦を開始した第五航空戦隊とその護衛部隊。その中にはドイツ海軍の巡洋戦艦シャルンホルストとグナイゼナウの姿もあった。この機動部隊は連合軍の輸送船団を壊滅的な状態へ追い込んだ。だが、船団を撃破するだけではいずれ押さえ込まれることを懸念し、パナマ沖でポケット戦艦アドミラル・シュアーを囮に米海軍を誘い出して撃滅する作戦が実行に移される。予想外に大きな戦力を誘引してしまった日独の艦隊は第五航空戦隊の奮戦とUボートの活躍で敵空母2隻を撃破。サウス・ダコタを大破させることに成功する。再び翔鶴が大破したものの勝利を収めた第五航空戦隊は、本国からの補充を待ちながら戦力の回復に努めることになる……。



高い索敵能力と強大な攻撃力で多くの船団を殲滅していったがために、ドイツ軍はモスクワを占領し、イギリスは物資の深刻な不足に悩まされるという状況になっているのが本書の始まりでの状態でした。その後の作戦は、意外にもパナマ沖で戦うもののパナマ運河はまったくノータッチ。太平洋側から大西洋側へできるだけ戦力を呼び込もうという日本本国の意向が働いているんでしょうかね。ちょっと調子よく進みすぎる気がしないでもないが、娯楽と考えて読んでいる読者には多少過剰気味な演出は効果的です。それにしても気になるのは、日本から送られてきた補充の機体がエンジンなしの彗星とかだということ。そう、本家ドイツのエンジンを搭載せよというわけですね。コピーに苦労している日本のエンジンより、発展型のエンジンを積んだほうが高性能になるだろうことは想像できます。この彗星は次巻で大活躍となるか?

posted by 伊織舞也 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 青山智樹
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/4268513
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック